1999年 M・ナイト・シャマラン監督 90年代は名作の宝庫ですが、それを締めくくりつつ、新しい風ももたらした作品です。

あらすじ

これまで多くの子どもたちを救ってきた小児精神科医マルコム。

ある夜、10年前に担当した患者ビンセントがマルコムの自宅を襲撃し、彼を銃撃した後に自ら命を絶つ。完治したはずのビンセントを救えなかったことは、マルコムの心に大きな影を落とした。

1年後、マルコムは8歳の少年コールのカウンセリングを担当することに。コールは誰にも言えない秘密を抱えており、周囲に心を閉ざしていた。2人は交流を続けるうちに心を通わせていき、ついにコールはマルコムに秘密を打ち明ける。

なんとコールは、死者の姿が見えるというのだった。映画.com

感想

サスペンス映画の中でも最高峰のおもしろさだと思っている作品の一つ。この映画のブルース・ウイリスが一番好きかもしれません。

そして子役のハーレイ・ジョエル・オスメントの演技がまたすごい。「少年の悲し気な演技選手権」があったら決勝に残るでしょう。

M・ナイト・シャマラン監督はその後もいろんなサスペンス作品を世に出していますが、この作品の格調高さは群を抜いていると思います。

「第六感」と訳すとちょっとつまらないですが、人間の五感に次ぐ能力を示すThe Sixth Sense。そのミステリアスな響きも手伝って、マルコムとコールが出会う様々な出来事すべてが、ドキドキにつつまれています。

人は怖そうなことにこんなにも惹かれるんだな、と感心します。

それと画像の明暗のコントラストが素晴らしい。暗いシーンでの暗さがジワジワ恐ろしく、明るいシーンでもその美しい明るさは
サスペンス映画ならではの怖さをそそるものでした。

シャマラン監督の名声が一気に高まったこの作品。歴史に残るサスペンス映画の一つであることは間違いありません。