2019年 草彅剛主演。剛君はやっぱり天才なのかな。この映画、いろいろあって公開延期だったりしましたが、実にいい映画です。




あらすじ

鈴木一鉄と妻の光子は銀行から2000万円もの大金を強奪し、行方がわからくなっていた。

事件から10年たったある日、いまだに所在がわからない両親の仮想葬儀で財産分与をおこなうため、鈴木家の子どもたちが集まる。

どんな仕事も長続きしない長男の小鉄は妻の美代子、娘のユズキとともに10年ぶりに実家へ訪れ、長女の麗奈、次男の京介とともに、空の棺おけを2つ並べた見せかけだけの葬儀を始める。

葬儀が終わった頃にインターホンが鳴り、間に合わなかった末っ子の千尋がようやく到着したかに思われたが、ドアの外に立っていたのは千尋ではない、チャラチャラした男だった。引用:映画com

感想

まさに草彅剛劇場のような映画だったという印象が残りますが、なぜそうなるのかよく考えてみました。

草彅剛がセリフを言うタイミング。他の人とすこしテンポがずれている。それもほんのいっしゅんです。秒で言うと0.00という感じの。

そのずれはいい具合に彼の言葉に重みを加え、真実味さえ持ってくる。そのシーンがすべて剛君のものになるのです。しかもごく自然に。

よく彼は「天才」と称されますが、それが努力と研究のたまものなのか天性なのは計り知れないですが、彼を天才と呼ぶのは正解なのだな、と思いました。

ただし。その術を他の俳優さんがやっても受け入れられないでしょう。もうその枠は埋まっていますから。

今後は、「草彅剛」というジャンルができる予感さえする令和3年。「台風家族」は剛君を開花させた作品と言っていいでしょう。

後から考えると「そんなばかな」というストーリーなのに、観ている間は楽しくてたまらない映画でした。特に海のシーンは最高によかった。

いろいろあったけど、それはともかくこの映画はいい映画です。