2020年 松本潤主演。TBSの日曜劇場の映画化です。テレビ番組が大きくなった感じなのであの面白さは健在。

あらすじ

常に事実だけを追求し、99.9%逆転不可能と言われる刑事事件で最後の0.1%まであきらめずに真実を追求し、無罪を勝ち取ってきた型破りな弁護士・深山大翔(松本潤)。

斑目法律事務所の刑事事件専門ルームは、室長から所長へと昇格した敏腕弁護士・佐田篤弘(香川照之)のもと、新人弁護士の河野穂乃果(杉咲花)も加わり、事件に挑む日々を送っていた。

ある日、15年前に起きた天華村毒物ワイン事件に関する依頼が舞い込む。事件には謎の弁護士・南雲とその娘エリが関わっていた。村の青年・守の協力を得て、事件を徹底的に調査していく深山たちだったが、思わぬ罠が彼らを待ち受けていた。映画.com

感想

テレビ版を毎週みていたので、様々な小ネタについては「やってるやってる」とツボにはまりましたが、初めてご覧になる方は、「は?ふざけすぎ」となる可能性も。

ただ松本潤を格好よく描いている点は、嵐ファンにとってはホッとできる部分。(松潤担当では無かったですけど)

ツッコミどころは実は無数にあって、まずそもそも西島隆弘演じる南雲弁護士は、謎の有能弁護士なのですが、「あれだけ頭の回転早い人がなんで解決できなかったの?深山が出て来る前に」という疑問はずっと付きまといます。そのため、「どこかでまた南雲がなにか仕掛けて来るんじゃ」という期待までしてしまう。

もうひとつだけどうしてもこれだけは受け入れられなかったのは、杉咲花演じる新人弁護士。あまり面白くない同じギャグをしつこく連発し、またなにしろ声が高く響くので、どうしても邪魔な存在にしか思えなくなる。あれほどの演技派女優をそういう役柄にするのは、いかがなものかと思ってしまいました。

おもなツッコミどころはその2点ですが、映画はおおむね面白く観ることができました。展開がだらだらせず、しゃきしゃき進むからです。

観客がげんなりする前に次の場面に移る、これは映像作品を面白く見せる極意かもしれません。総合的にみると、娯楽作品としては合格点ではないでしょうか。