2001年 主演・ジュード・ロウ。第二次世界大戦の独ソ戦で伝説のスナイパーと呼ばれた男の戦いを描いています。

あらすじ

1942年9月。1カ月にわたり、ナチス・ドイツの猛攻にさらされてきたスターリングラードに、新兵として赴任してきたバシリ・ザイツェフ(ジュード・ロウ)。

彼はウラルの羊飼いの家に育ち、祖父に射撃を仕込まれた天才スナイパーだった。やがて彼の射撃の腕はソビエト軍の志気を高めるために利用され、バシリは英雄へとまつりあげられていった。映画.com

感想

冒頭の戦闘シーンは凄惨を極め、目を覆いたくなります。こんなことが本当に行われたんだ・・と胸が痛くなっていたら、スナイパーがようやく登場。

ジュード・ロウは心優しくハンサムな兵士に扮して、ほんとうにかっこいいのですが、そしてスナイパーを演じさせたら右に出る者はいないのではないかと思うぐらいですが、

ただ、じゃあこの映画、何が言いたいの?と途中から思い始めてしまいました。いや、だからと言って面白くないわけではないのですが。

私としては、何百万の人の命が奪われた「独ソ戦」そのものが、じゅうぶん心痛む出来事なので、スナイパーがその戦いにどう関わりどう苦悩するのか、というドラマを期待していました。

敵対するドイツ軍のスナイパーは名優エド・ハリス。(この人の登場シーンはどの映画でもしびれます。)

彼が出てきただけで映画がぐっと引き締まり、どんな展開が待っているのかワクワクします。

ただ、独ソ戦というシチュエーションの中で、男どうしの個人的な戦いは正直どうでも・・と思ってしまい、冒頭の戦闘シーンからだんだんと話が反れていくような感覚になっていきました。

しかしこのドラマをどう観るかはその人次第です。戦争への思い入れの深さによって、この映画への感想は変わるのでしょう。

言語がすべて英語なのも、私は気になって仕方なく、しまいには話が頭に入らなくなりました。2001年当時は何とも思わなかったんでしょうけど。