2019年 ローランド・エメリッヒ監督。日本の俳優さんもたくさん出ています。

あらすじ

1941年12月7日、日本軍は戦争の早期終結を狙う連合艦隊司令官・山本五十六(豊川悦司)の命により、真珠湾のアメリカ艦隊に攻撃を仕掛ける。

大打撃を受けたアメリカ海軍は、兵士の士気高揚に長けたチェスター・ニミッツ(ウディ・ハレルソン)を新たな太平洋艦隊司令長官に任命。

日米の攻防が激化する中、本土攻撃の脅威に焦る日本軍は、大戦力を投入した次なる戦いを計画する。真珠湾の反省から情報戦に注力するアメリカ軍は、その目的地をハワイ諸島北西のミッドウェイ島と分析し、全戦力を集中した逆襲に勝負をかける。そしてついに、空中・海上・海中のすべてが戦場となる3日間の壮絶な戦いが幕を開ける。映画.com

感想

いろいろ言われていますが、私はまあまあの作品だと思っています。第一に日本人に対して敬意を失っていないというところがなんとなく気分がいいです。

豊川悦司が山本五十六という歴史上の人物を演じていますが、これがなかなか決まっている。キャストの中で一番良かったのはトヨエツかもしれない。

残念なのはウディ・ハレルソンの使い方。せっかくのキャスティングなのですが、人物像が今一つ掴みどころがない。どんな役もやりこなす彼にしては、ちょっと雑だったかなあと感じました。

それにしてもどんなシーンもCGで本当に迫力あるシーンになるのですね。ちょっと素晴らしすぎて引いてしまいそうです。

空襲シーンが美しい映像であってはいけないと思ってしまうのは考えすぎでしょうか。何でもきれいに再現できればいいというものではないと思います。

また、このミッドウエイがターニングポイントになったと言うけれど、遅かれ早かれ結果は同じだったんじゃ・・とやっぱり思うわけです。